016.
瀧澤 賢太郎
(a new dimension/ DJ)
2006.12.16.
“LOOPと僕”

はじめまして。
毎月第3土曜の"a new dimension"でDJをしている瀧澤賢太郎です。
光栄なことにコラムの話を頂きまして、
“LOOPと僕”なんてテーマで(笑)書いてみます。

僕は、DJを始めて今年で7年目なのですが、
その7年の経験のほとんどはLOOPなくして語れないものです。

そもそも、始めてLOOPを訪れたのが、
DJを始めて間も無い頃で19歳 (!)くらいだったと思います。
ちょうどその頃は、毎日、福富幸宏さんの"on a trip"を聞いていて、
レコード屋で"on a trip"のリリースパーティーのフライヤーを見つけ、
遊びにいったのが、DJ MOCHIZUKIさんのパーティー、"in the mix"でした。
その日は福富さん、DJ MOCHIZUKIさん、Dimitri From Parisが出演していて、それまでハウスもかかりつつも、比較的オールジャンルなイベントに遊びに行っていた自分にとっては強烈な体験になりました。
「こんなに好きな音楽が一晩中かかっている場所って他に無い!
いつか、自分もここでレギュラーを持ちたい!」
そんなことを考えた気がします。

そんな体験をしてから地道にDJ活動をしていたのですが、
20歳くらいの頃に、たまたま当時LOOPで照明していた現"Moderato"のDJの
長島徹弥に出会いました。
彼は同じ歳で、お互いすぐに打ち解けました。
長島に「LOOPで新しいパーティーを始めるのだけど、参加する?」
と誘われ、僕は二つ返事で参加したいと伝えました。
それが、LOOPでのDJとしての自分の始まりでした。

その後、長島とは"Moderato"というパーティーを一緒に行い、
このパーティを通じてたくさんの仲間や先輩とも出会いました。
"Moderato"では2003年4月にリリースしたデビューシングル"Impressive Time"のリリースパーティーをしたり、DJとして色々と学んだり、色々と経験を積むことができて、今の自分にとってすごく重要な体験になっています。
また、そこで知り合った仲間はいつも大事な存在になっています。
当時、長島は"Moderato"と同時に"a new dimension"にも参加していて、
僕は毎月遊びに行っていました。
そのような流れの中、福富さんや富田さんとも知り合うことができ、
お二方とはデモを渡せるくらいのまでの関係になれました。

3年前のある日、長島が渡英することになり、
彼は、僕を"a new dimension"の後継DJに推薦してくれました。
それが"a new dimension"への参加の始まりでした。

"a new dinmension"ではそれまで以上に広い視野でのDJプレイを要求され、
有名な方々との共演や、お客さんとのコミュニケーション、パーティーとはなんぞや、を常に考えさせられ、最初はテンパリ気味でした(笑)。

今でこそ少しづつ理解し始めてますが、
これが第一線の場所なんだなとも感じました。
しかしそんな経験が、自分の力を少しずつ高めてくれたのも事実です。

2006年から、"a new dimension"はDJ3人でAll Back To Back Styleの形で
パーティを行っています。
正直、昔の自分なら度胸が無く逃げ出していたか、スキルの問題によりテンパっていたと思います(笑)。
ただ、これまでの経験のおかげで、今は少しずつ毎月DJを楽しんで行えているかなと思っています。

All Back To Back Styleでの"a new dimension"は本当に面白いですよ。
参加している身でありながら都内でもここまで面白いパーティーは、なかなか無いのではと、ついつい感じてしまいます。

また、制作面でもLOOPでの経験はすごく影響していて、2004年リリースの"Impressive Time"と2006年9月リリースの"Gradual Life"を聞き比べると自分でも差をすごく感じます。
"Impressive Time"では周りが見えなかった23歳の”瀧澤”が。
"Gradual Life"では様々な人と知り合った中で、色々と経験した”瀧澤”が、
表れている気がします。
どちらの作品もよければ、ご一聴してみて下さい。

そんなLOOPと僕なのですが、
これからも末永くお付き合いできればと思っています。

LOOPさん、これからもよろしくお願いいたします。
また、毎月第3土曜"a new dimension"と共に
瀧澤賢太郎も(笑)よろしくお願いします。
では。