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039.
Nagi
(BLOCK PARTY)
2009.12.17.
『Danny Krivit 12/19フライヤー レコジャケ紹介』後半



(五段目左1枚目)
■"What You Need... / ...A Little Piano" Soft House Company (Irma)■
シンプルかつ今でも色あせない。
両面違う曲なのにどちらも超定番のピアノ系を代表するハウスクラシックス。
こういう盤ってなかなかないですよね。
ダニーがこの盤をレコード屋で買うのを何度も見ているのですが
「どうしてまた買うの?」って聞いたら、
「ノイズのない綺麗な盤を探してるんだよ」って。
いつもより良い音でプレイする、という姿勢に、あらためて尊敬の気持ち。

(五段目左2枚目)
■"Spread Love (Danny Krivit Concise Edit) "
The Freddy Turner Project Ft. The Three Kings (Nite Grooves) ■
実はこのフライヤーでたったひとつだけのデジタル配信のリリース。
日本のハウスDJはアナログ重視の方が多いかと思うのですが、
特にソウルフルなハウスをリリースするUSのレーベルについては
配信でしか販売しないところも多く、
そのためもっと評価されるべき名曲が、NYではヒットしても
日本では浸透していなかったりするケースもよくあります。
最近なかなか出会えないポジティブで音楽的なインストトラック。
12分弱のオリジナルをダニーがプレイしやすい長さと展開にまとめています。

(五段目左3枚目)
■"Strings Of Life (Danny Krivit Re-edit)" Soul Central (WhistleBump)■
ダンス・クラシックスやディープなハウス・フリークの枠を超えるファンを獲得した
おそらくクラバーなら誰もが聞いたことがあるであろう一曲。
Derrick Mayのオリジナルをカヴァーしてヴォーカルを追加した楽曲を、
ダニーがインストのみで構成するEditを作って大ヒットに導いた。
フロアが求めるものを、いつもしっかりと見極めていますよね。

(五段目左4枚目)
■『The Jacksons』 The Jacksons (Epic)■
"Show You The Way To Go"
ダニーはよくこの曲を朝方に掛けますよね。
これがかかると、あれ、そろそろ終わりかしら?
なんてさびしくなっちゃったりして。
ソウルフルで、後半の短い間奏までもが優しさに満ちている。
この曲をダニーがミックスしてプレイするのって、
あまり聴いた記憶が無いのですが、どうなのでしょう。
いつも、イントロから最後の一音まで。
胸に沁みる届け方をしてくれます。

(五段目右3枚目)
■『Salsoul Orchestra』 The Salsoul Orchestra (Salsoul )■
ディスコ・ソウルのインストの代表曲ともいえる"Salsoul Rainbow"、
こういう曲ではダニーのアイソレーター使いが特に冴えますね。
大胆なジョー・クラウゼルのアイソ使いはもちろん最高にクリエイティブですが、
ダニーの施しは、エディットのときと同じで、
あくまでも原曲の魅力を最大限に引き出す、ということ。
派手すぎず、引き立てて。
そう考えるとダニーはいつもぶれないですね。

(五段目右2枚目)
■"Touch And Go (New Mix)" Ecstasy, Passion & Pain Ft. Barbara Roy (Sunnyview)■
オリジナルは1976年にリリースされたのですが
クッキリとした四つ打ちキックのリズムを軸に展開する構成は
ハウスの原型、とも言われていますよね。
音の質感はものすごく70年代テイストなのですけれどね。
このNew Mixは86年のリリースで、ダニーと親友Tony Smithの仕事。
日本では耳慣れない名前かと思いますが、
ダニーはトニー・スミスのDJを高く評価しています。
そういえば今年のマイアミのJellybeanのパーティでも一緒にDJしていましたね。
是非いつの日か日本でもじっくり聴いてみたいDJです。

(五段目右1枚目)
■"I Hear Music In The Streets" Unlimited Touch (Prelude)■
プレリュードならではの洗練されたディスコ・サウンドが
日常を彩る音楽の素晴らしさを伝えてくれる
ハッピー・フィーリングあふれる一曲。
プレリュードって、ダニーがプレイするときと、
フランソワがプレイするときと、
同じ曲でも全然違う印象に聞こえるなあ、って思います。


Danny Krivit 12/19フライヤー レコジャケ紹介 その6

(六段目左1枚目)
■『Night Rider』 Venus Dodson (RFC.)■
収録の"Shining"は最近ダニーがプレイするディスコの中で
個人的にはどんどん刷り込まれちゃっている一曲です。
規則的に抜ける4つ打ちのリズム構成が
最初踊っているときはあれれ、という感じなのだけど、
そのうちそれを覚えると癖になってきて、
ちょっとじらされるその感じが楽しくなる。
意味分からないですか??(笑)是非見つけて聴いてみて下さい!
サビのいなたい感じも最高です。

(六段目左2枚目)
■"Galaxy" War (MCA) ■
まさにファンク!なサウンドをバックに
銀河系の外へいくぜ!といった内容の歌詞が
時代を象徴するような胸躍るグルーヴ。
しびれるようなかっこよさ!
何十年と流行の波にさらされてDJを続けたダニー。
自分のテイストに自身を失いかけそうになったときに、
「何度も励まされた」という。
ダニーはスイート、だけではなく、とてもファンキーな一面を持っていて、
そんなDJスタイルを象徴する一枚。

(六段目左3枚目)
■"We Got The Funk" Positive Force (Turbo)■
イントロのにぎやかな群衆の声がパーティ・フィーリングを盛り立てて、
ギターのフレーズが笑顔を呼ぶ。
不特定多数の人間にもやさしくなれるような歌が、
サビの掛け合いに差し掛かったころには
フロアが自由な空気と一体感に包まれていて。。。

(六段目左4枚目)
■『Welcome To Our World』 Mass Production (Cotillion)■
さっきのWar同様、表題作の"Welcome To Our World (Of Merry Music)"も
とてもファンキーで、そしてグイグイとダンスに夢中にさせていく。
あのホーンのメロディのリフレインとギターのカッティングが
最高のグルーヴを生み出し、サビの高揚感が踊る足を休ませない。
これをプレイするダニーのタイミングはいつもバッチリ!なんですよね。

(六段目右3枚目)
■『Yellow Sunshine』 Yellow Sunshine (Gamble)■
表題作"Yellow Sunshine"、こちらもファンキーなナンバー。
男気タップリのギターにパーカッションやベースが絡んで
生のセッションがそのまま目の前で繰り広げられているかのような
臨場感がまた上がります!

(六段目右2枚目)
■"You Are Not Alone (Mr.K Edit)" Michael Jackson (Promo)■
ダニーはマイケル・ジャクソンを、
音楽シーンに現れたころから聴いているだろうから、
突然の悲報にたいしてどんな気持ちだったのだろうなと思う。
このエディットは、原曲の後半の特に高揚感が増す部分に焦点を当て、
一曲として纏め上げている。
このエディットにジョー・クラウゼルがOverdubを施した限定版が
そろそろ発売ですね。

(六段目右1枚目)
■"You + Me = Love" Undisputed Truth (Whitfield)■
ディスコなイントロからテンションが上がっていき、
ジェットコースターのように盛り上げてブレイクして、と
最後まで気の抜けないロング・ジャーニー。
中盤のあたりからプレイする人も多い中、
ダニーはイントロからがっつりプレイします。
こういうときはダンスフロアも体力勝負、みたいな感じでしょうか(笑)


Danny Krivit 12/19フライヤー レコジャケ紹介 その7

(七段目左1枚目)
■"Closer I Get" Marie St. James (Yoruba Records)■
yorubaというレーベルを一躍有名にした
ある意味シャンテ・ムーアの"This Time"のイントロを思わせる
とても美しい一曲。
リリース当時は特にですが、
随分とダニーがプレイするこの曲を聴いた気がします。

(七段目左2枚目)
■『I Want You』 Marvin Gaye (Tamla Motow)■
数年前の高崎でのギグのとき、ピークタイムに
"I Want You"のエディットをプレイされたときはものすごく泣けました。
それまでは、泣ける、というより、ある意味愛の営み、みたいな印象の方が
強かったのですが、その瞬間の"I want you"は
とても切実で魂のこもったメッセージに聴こえてきて。
その夜はもちろん、最高のパーティでした。
お客さんも、最高でした。

(七段目左3枚目)
■"Trans-Europe Express (Breakdown Edit By Mr. K)" Kraftwerk (Promo)■
渋谷FMでラジオの収録があるから来ないか?と言われスタジオに遊びに行き、
前半のBPM100以下くらいのソウルセットがそれはもうすごく良くて。
"get on the case"Jerry Butlerで涙を抑えて。。。
そこからちゃんと最後はハウスの速さに持っていくのですが、
途中にいい役割を果たしていたのがクラフトワークのこのエディット。
それまでとは違う世界へとスムースに引き継いでくれます。

(七段目左4枚目)
■『Love Byrd』 Donald Byrd And 125th Street, N.Y.C. (Elektra)■
"Love Has Come Around"はイントロから春が来たような喜びをくれる。
9月のT.U.G@Secoの終わりも終わりにプレイした
"Love Has Come Around"はとても幸せで晴れやかな気持ちにさせてくれました。

(七段目右3枚目)
■"Run" Shake The Dog Ft. Monique Bingham / Symple Soul■
ダニーはモニークの作品をよくプレイするけれど
この曲は今年特に多く掛けていたように思います。
レコードでちゃんとリリースされたのもいいですね。しかもレッド・ヴァイナル。

(七段目右2枚目)
■"Over And Over" Sylvester (Fantasy)■
超定番のシルヴェスター、
繰り返しあきらめず相手を口説いてるイメージのこの曲が
パーティが終わりそうなときに掛かると、
「おお、まだまだ長くやる気なんですか????」と思ってしまう。
そう、だからダニーの長いセットが終わりかけたときに
これが掛かったりするといろんな意味でドキドキします。
不屈の精神を感じさせる言葉と緩急、
その合間に入る切ないストリングスが沁みます。

(七段目右1枚目)
■"Music Takes Me Up" Mr. Scruff & Alice Russell (Ninja Tuna)■
ダニーが日本でこの曲をプレイして確実にファンを増やしてきました。
オルガンが印象的なファンキーなトラックにジャジーなヴォーカルが絡み
タイトルの歌詞を歌い上げるサビに差し掛かったときの高揚感は、
まさに"Music Takes Me Up" !ですね。